内臓脂肪のメカニズム
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内臓脂肪のメカニズム

体脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪があります。皮下脂肪は皮膚のすぐ下にある脂肪、内臓脂肪は内臓の周囲についた脂肪です。腹筋の内側に付いた内臓脂肪は、生活習慣病の危険因子とされています。そのメカニズムは下表のようになっています。

脂肪とは 脂肪はそれをためる組織=脂肪組織にあります。
脂肪の種類 脂肪の種類は大きく分けて、「褐色性脂肪細胞」と「白色性脂肪細胞」の2種類があります。褐色性脂肪細胞は、体内に蓄積された余分なカロリーを熱に替えて放出する細胞です。この細胞に対して白色性脂肪細胞は、体内に入った余分なカロリーを中性脂肪の形で蓄積する細胞です。
白色性
脂肪細胞
白色性脂肪細胞にある油滴は、代謝できない脂肪を油滴にして溜め込みます。内臓脂肪が多い人、太っている人はこの油滴が大きくなっています。これを代謝(ダイエット)させて小さくすることで、内臓脂肪を減らすことができます。
脂肪と油滴 運動不足や栄養の摂りすぎはこの油滴を大きくし、ある量を超えると代謝されない状態になってしまいます。代謝を促すためには、油滴と小胞体(細胞の内部で特に分化した形態や機能を持つ細胞小器官の1つ)にあるホルモン性リパーゼ(脂肪燃焼酵素)を接触させる必要があります。油滴とホルモン性リパーゼを接触させるのには運動が必要なのです。
油滴から
脂肪酸へ
運動することで、副腎髄質ホルモンと副腎皮質ホルモン(心臓の収縮や血圧の上昇を促す働きをするホルモン)等が分泌され、のちにcAMP(サイクリックアデノシン一リン酸)の作用により、ホルモン性リパーゼが脂肪を血中に導引してくれます。そして、ホルモン性リパーゼと接触した油滴は脂肪酸となって血液中に溶け、遊離脂肪酸(筋肉のエネルギー源として活用される脂肪分)となります。
有酸素運動 遊離脂肪酸は有酸素運動(充分な呼吸を確保し酸素を消費する運動)を行うことで二酸化炭素と水に変わり、エネルギーとなります。